2018年2月 8日 (木)

ベニー・カーター 「アメリカン・スウィンギング・イン・パリ」

今日もベニー・カーターから1枚。

「アメリカン・スウィンギング・イン・パリ」は、1936~1938年にかけてパリで録音された音源集で、ベニー・カーターを中心に、ステファン・グラッペリ(Vn)、コールマン・ホーキンス(Ts)、ジャンゴ・ラインハルト(Guit)など様々な名手が参加しています。
「Crazy Rhythm」「Out Of Nowhere」「Sweet Georgia Brown」「Honeysuckle Rose」と、お馴染みのスウィング・ナンバーが続きます。コードアルペジオを用いたメロディアスなソロ、リズム・ギターといった、この時代独特の明るくお洒落なサウンドに、心が和みます。
お洒落であったかいスウィングジャズを聴きたい方にオススメです。
▼ベニー・カーター「アメリカン・スウィンギング・イン・パリ」▼

2018年2月 7日 (水)

ベニー・カーター カルテッ ト「モントルー '77」

2月の寒さも忘れてしまうほどホットなジャズを……と思って久し振りに手にとったCDが、ベニー・カーター カルテット「MONTREUX '77」。名アルト奏者であり、名作曲家でもあるベニー・カーター。現在参加しているスウィング系ビッグバンドのレパートリー曲を通して知ったのがきっかけで、CD購入に至りました。CDのクレジットを見ると、トランペットも吹かれている。何て多才な方なのでしょう。

ベニー・カーターさんのアルトの音色は、とってもファットで温かい。ソロはとてもメロディアスで、コードを感じさせるもの。収録曲に好きなスタンダードが多く入っていたことも、このCDを購入した決め手でした。
「IN A MELLLOW TONE」、「WAVE」、「BODY AND SOUL」、「ON GREEN DOLPHIN STREET」など。
ジャズの多くは、曲のスタイルや雰囲気に合った奏法や表現というものがあり、それを知らずに何でも一辺倒に吹いてしまうと、その曲の魅力や聴く人の期待をも裏切ってしまうような傾向があります。
なので、スウィング系をやるなら、スウィング系の奏者をたくさん聴くことが、とても大事なんです。と分かっていながらも、なかなか先は長いのですが……。
ベニー・カーター最初の1枚にオススメです。
▼ベニー・カーター カルテッ ト「モントルー '77」▼

2011年6月14日 (火)

Cool Jazz ~ Jazz Time

約3年にわたり、手掛けてきたD社さんとのお仕事、「Cool Jazz Collection」 が、2011年3月をもって、全80巻でシリーズ完了となりました! 前職の経験の総まとめともいうべきお仕事を担当させていただき、自社も含め、各社のジャズの音源を再確認することができ、いい経験となりました。本当にラッキーでした。創刊号が書店に並んだときは、感動したものです。このお仕事には、たくさんの方々が関わり、色んな意味でたいへん勉強になりました。

左バーに貼っていたリンクは、シリーズ完了につきリンク切れましたので、削除します。

そして!あらたに、途中から平行して進行していたU社とのお仕事、「Jazz Time」が発売になりました。通販商品になります。http://www.u-canshop.jp/jazztime/ 

2011年2月 1日 (火)

スティーブ・サックス&ジョナサン・カッツ@吉祥寺Sometime

先日の土曜日、電車で一駅、吉祥寺のジャズライヴハウス、Sometime にふらりと出掛けました。サッカー決勝戦までの空いた時間に。

どんな感じだろう?と思って楽しみに行ったら、パーカッションの方が二人、ステイーブさんはフルートを吹いていて、なんかとても気持ちいい感じのラテン・ジャズを繰り広げていました! なかなか、こういうスタイルのラテン・ジャズは、日本では聴けないんじゃないかな。すごく盛り上がっているんだけど、力みすぎていなくて、リラックスした状態で熱くなれる。こういうの、今は無きラジオ番組、"Crossover Eleven" でかかってたな~。

その後、スティーブさんはソプラノ・サックスやバリトン・サックスに持ち替えて、ピアノのジョナサン・カッツの小気味良いプレイ、ズンズンとリードするベース、盛り上がるラテン・パーカッション二人に乗せられて、気持ちよさそうにプレイしていました。

ライブって、やっぱりこうでなきゃ! いいですよね。

吉祥寺のSometimeは、店内の真ん中にミュージシャンが立ち、周りを囲むようにお客さんの席があるので、ちょっと変わった雰囲気です。公開スタジオにいるような感じといういうか。

ジャズ・ファンにはお馴染みの場所でしょうけど、まだ行ったことのない方、東京、中央線沿いにお越しの際は、是非立ち寄ってみてくださいね。

Sometime

2010年1月 5日 (火)

Lee Konitz

2010年の仕事初めでした。今年は、昨年の倍くらい頑張らなければ。。いい成果を出せますように。

穏やかな気持ちで始めたく、久しぶりにこのアルバムを引っ張り出してみました。アルト・サックス奏者の、Lee Konitz Another Shade of Blue 。ピアノはBrad Mehldau、ベースはCharlie Haden。1997年ライヴ録音。

このメンバーで想像できるように、静かで知的、落ち着いて聴ける素敵なアルバムです。チャーリー・パーカーを代表とするBopスタイルとは異なり、Cool Jazzスタイルの、不思議な音空間へ誘ってくれますよ。

2009年6月23日 (火)

Roy Hargrove Quintet

今夜はBN東京にて、Roy Hargrove Quintet の演奏を聴いてきました。

Roy Hargrove は、90年にメジャーデビューし、ハービー・ハンコックやマイケルブレッカーらとも共演した、現在最も注目のトランペッター。

生で観るのは初めてで、第一印象は、小柄な人。そんな外観とは裏腹に、いきなり飛び出たハイトーン!溢れ出るフレーズ!公演初日から、すごいモチベーション!かっこいい~!彼の音楽性、とても好きです。伝統的なジャズが芯にしっかりあって、ヒップホップ世代のクールなグルーヴ、かと思えば熱いキューバン・テイスト、ロマンティックな音色で奏でるバラードなど、色彩豊かです。

バックの強力なリズム隊、そしてサックスのジャスティンのクラシカルな音色・滑らかでエモーショナルなフレーズも素晴らしい!

ライヴは、非常にテンポ良く進行していき、間のセンスがある人だなあ~と思いました。私にとって、今年の最高のベスト・ショウです。

世界のトップ・プロの演奏が聴ける環境に、改めて感謝!

Roy Hargrove(tp)
ロイ・ハーグローヴ(トランペット)
Justin Robinson(sax,fl)
ジャスティン・ロビンソン(サックス、フルート)
Sulivan Fortner(p)
サリヴァン・フォートナー(ピアノ)
Ameen Saleem(b)
アミーン・サリーム(ベース)
Montez Coleman(ds)
モンテス・コールマン(ドラムス)

 

2009年3月 9日 (月)

クラウディア・アクーニャ @ Blue Note

南米チリ出身のヴォーカリスト、クラウディア・アクーニャのライヴに行ってまいりました。

奥行きがあって、女性らしいクラウディアのヴォーカルには、母性を感じます。また、キューバとも、ブラジルとも違うラテンのサウンドは、異国情緒に溢れています。なんだか不思議な感覚で、好奇心を掻き立てるサウンドなのです。

ピアノのお兄さん、いいソロやってましたね。派手さはないけど、じんわりと、舞台のミュージシャン達の熱さが伝わってくる、とても不思議で楽しいライヴでした。

<ライヴ・メンバー>

Claudia Acuña(vo)
クラウディア・アクーニャ(ヴォーカル)
Jason Lindner(p)
ジェイソン・リンドナー(ピアノ)
Juancho Herrera(g)
ファンチョ・ヘレーラ(ギター)
Carlos Henderson(b)
カルロス・ヘンダーソン(ベース)
Yayo Serka(ds)
ヤヨ・セルカ(ドラムス)

<アルバム/Rhythm of Life >

2009年2月10日 (火)

Over The Rainbow

あっという間に1月が過ぎ、2月も半ばへ。早いです。。 この1年で最も寒い期間、私はとっても苦手なのですが、今年は友人や音楽仲間に囲まれて楽しく過ごしています。

1月のTake6ライヴでは、久しぶりにファン仲間達と楽しい時間を共有したり、2月は大好きな俳優さん、時任三郎さんのバースデイ・ライヴ(バックは小曽根さんをはじめとする超豪華ジャズ・メンバー!)に行きました。つい先日は、学生時代のビッグ・バンドの先輩が出張でこちらにいらしていて、後輩たちと一緒に先輩を囲んで飲んで楽しかった♪

今夜は「Over The Rainbow」アート・ペッパーで聴いてます。ちょっと珍しいもので、「スターズ・オブ・ジャズ・ショウ」の音源を完全版で復刻した、『ショウタイム』というアルバムに収録されたヴァージョンで、1957年録音。しみじみとした音色にじっくり耳を傾けて、、、中盤は、リズミカルに速いフレーズが飛び出してきますが、最後にまたしっとりと終わります。。。あっという間に終わってしまうのですが、つい繰り返し何度も聴いてしまうんですね。

2008年11月26日 (水)

Roy Hargrove

10月より、ビッグ・バンドに入団いたしました。年末にかけて、ビートルズ・バンド、フュージョン・バンド、ビッグ・バンド、臨発でピアノとのデュオ演奏などで賑やかになりそうです。

そのような訳で、久しぶりに(純粋に聴くという楽しみで)部屋でCDと向き合ってます。新作、といっても今年の5月に発売になったRoy HargroveEarfood。 これは、いいですよ! 私好きだな、こういうの。ハーグローヴのトランペットの音はロマンを感じさせつつも決して甘すぎず、共演のジャスティン・ロビンソンというアルト・サックス奏者は、まるで教則本の模範プレイのように、バップのセオリーを受け継いだ、ジャズ王道派も納得のプレイ。バックのトリオはタイトなリズムを刻んで、全体がキリっと引き締まってます。ときにピアノの流麗なフレーズが顔を出したり。。。

ビッグ・バンドに入って改めて思ったのですが、トランペットの音、人によってもいろいろですが、ソフトな音を出したときの、あの甘美さ!金管楽器(トランペット、トロンボーンなど)って、バリバリのハイ・トーンも魅力だけど、あの柔らかい音を出したときの、とろけそうな音色には、木管楽器(フルート、サックス、クラリネットなど)も敵わないんじゃないかなあ。

2008年11月 3日 (月)

Andy Snizer

昨夜は、銀座でJAZZを聴きました。会場はなんと、シャネル!shine 銀座のシャネルのビルですよ~! この上にはホールがあって、たまにコンサートや展覧会などやっているのです。こんなことでもないと入る機会の無いリッチなビルなので、きちんとジャケット着用で聴きに行きました。

この日は、2日間にわたって開催されたジャズ・フェスの2日目で、私の観た公演アーティストは、若手バリバリのテナー奏者、アンディ・スニッツァー率いるクインテット! アンディは、以前MJQ(Manhattan Jazz Quintet)で、鹿児島に来たとき観たなあ~と思いつつ、今回は彼のリーダー・バンドなので、どうなるかワクワクしてました。

ホールは、シックで上品shine、まさに銀座のど真ん中、シャネルのホールだわ~という感じで、身も引き締まる思いで会場入り。通されたのはなんと、舞台向かって左サイドの一番前!!ピアノの鍵盤もバッチリ見えるし、ギターのチャック・ローブは目の前、アンディのフィンガリング(サックスを右側に構えるので)もバッチリgood見えてしまう、おまけにドラムは向かって真正面、ナイスな席で観賞することができたのです。

1曲目は、新作『クール・ストラッティン』に収録されているオリジナルのブルース「CJブルース」から始まり、続けて「Stella by Starlight」。この曲は本当に不思議なコード進行で、いつ誰のヴァージョンを聴いても、いいなあと感じてしまう曲。この日の演奏も、実に素晴らしく、テナーの少しハスキーながらも艶のあるメロディアスなソロは絶品、ピアノのソロも3コーラス、凝ったことやっていて面白かった~。その後、もちろんタイトル曲も。

ゲスト・ヴォーカルkaraokeの投入具合も良かったです。途中で2,3曲、またクインテットに戻って、最後にヴォーカル・フィーチャー。ヴォーカリストは、アマンダ・ブレッカー。なんと、ランディ・ブレッカーとイリアーヌのお嬢さんです。スタイル抜群の美人lovely、加えて滑らかなシルキー・ヴォイスで、会場が、一気に華やかで甘い雰囲気に変わります。この空気感を変えてしまう存在感というのは凄いですね。

チャック・ローブのギターも良かった~。アンディはお茶目な表情を見せながらも結構紳士dramaで、各アーティストをフィーチャーしている間は、裏方に徹底している様子が微笑ましかったですcatface。フィーチャー曲では、テーマはもちろん、ソロもやらせたいだけやらせるから(と言ってもフィーチャーされるアーティストもこのくらいで止めておこうという時間的認識はある)、ライヴを観に来ている私達も、アーティスト全員のプレイをまんべんなく堪能することができましたgood

最後はコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」footをミディアム・スローで。これも良かった~。アンディ・スニッツァーは、本当にいい音してました。テンションも常に高いし、ソロもダイナミックでゾクゾクさせられますね。ピアニストは、この曲の途中で「ワルツ・フォー・デビー」を引用するなど、洒落もバッチリ。ミュージシャン同士のアイ・コンタクトも見える距離でしたし、一番前ならではの臨場感まで楽しめて、よか晩でした。happy01

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